SAOの二次創作、練習作品という事で公開されてますが、
正直私の二次創作よりも完成度が高くショックを受けています。
(このレベルを超えないと、練習作品じゃないのか……)
戦闘ができないオリ主、生産もできないオリ主、
ソードアート・オンラインの半分も楽しめなかった男の物語である。
ちなみに短編小説で全九話完結済みだったりします。
【SAO】シンガーソング・オンライン
作者様のページはこちらから
読んでから見てほしいページ
※作中に出てくるポエムは作者様が曲のイメージから作り出したオリジナルのポエムです。
(はいそこ痛々しいとか言わない)

シンガーソング・オンライン

毎度の言ってると思うけど、地の文が上手いのは羨ましい。
今練習中に書いている奴はその辺を意識して欠いていますが、中々ね。

さて内容のお話ですが、
ある意味、『ソードアート・オンラインに愛されていない男』が主人公のお話です。
戦闘はできない、生産職もでき無いと言う何とも不遇主人公。
ソードアートオンラインを一緒に始めた友人二人はフィールドに出て、
主人公は始まりの街でその二人を見送った。
残った主人公はできることを始めた、それは『歌う』ことだ。

と言う感じのストーリーなんですが、
なんていうか私が説明してもなんですが、何か違う気がするって言うのが不思議。
内容の紹介としてはこれで合ってると思うんですが、
作品を読んでるからこそ違和感を感じる紹介文です。
つまりそんな作品? です。

私が好きな部分がこの作品にはあって、
アニメやゲームの主人公が、何か事件があって街をふらふらと放浪している時に、
路上ライブをやってる人がいてなんとなく惹かれるというワンシーン、稀にあると思います。
別に路上ライブじゃなくてもいいんですが、
主人公に何らかの心境の変化を与える、与えてしまった名も無きキャラクター……
そういう本来名も無きキャラで済まされる人が、主人公になった物語……なんですかね。
私はそういった、意図して影響を与えるわけではないが、
意図せず影響を自然に与えるキャラクターが好きだったりします。
つまりこの作品はどんぴしゃだったり。
(その後影響与えてしまったのか――と考えるシーンも好きです)

ではまた( ゚ω゚ )ノシ